【食べに行ってみた通信】かいもちと田舎料理 くれない苑

尾花沢方面へ向かう国道13号線から村山市に入ってすぐに西へ進み、最上川を越えた先、村山市南部に位置する大久保地区。

今回は、この大久保地区で昔から伝わる地域の家庭料理を味わうことができるお店「かいもちと田舎料理 くれない苑」さんで農園ランチしてきました!

くれない苑さんは、店主の森さんを中心に地域のお母さんスタッフで畑仕事からお店の切り盛りまでしているため、ご来店前までに電話予約をお願いします。

お店外観

昔から蕎麦栽培の適地であった村山市には、最上川沿いに現在でも多くの蕎麦屋が軒を連ね「最上川三難所そば街道」として地域の蕎麦文化を守り伝えています。

最近では、かいもち(そばがき)を食べたことのないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

くれない苑さんは、「最上川三難所そば街道」の14軒ある蕎麦屋の中で唯一「かいもち」をメインに味わえるお店です♪

お店のメニューは、シンプルに「松・竹・梅」の3種類のコース料理。

玄関に入ってすぐにメニュボードが掲示されていました♪

店内に上がり、農園ランチメニュー「かいもち料理 梅」を頼みました。

広いお座敷は全席がテーブル・イス席になっています。天井が高く日差しも入るため、開放的で気持ちがいいです。また、晴れの日はお店の縁側から村山盆地やそれを囲む山々を望むことができるとのことです。(残念ながらこの日は曇りでした)

しばらくすると、先に自家栽培野菜の小鉢や郷土料理の汁物がテーブルに並び、調理場から「ギュイーン」という音が聞こえてきました。

この音のヒミツは、農園ランチめぐり特典の「かいもち作り見学」にて。
注文した際に、特典の見学についてご確認くださいね♪

そして、出来たてホカホカの「かいもち」が登場!

テーブルの目の前でよそってくれます♪

かいもちが登場し、すべての料理がそろいました!

かいもち料理 梅

この日の小鉢料理は、左上から
・インゲンの胡麻和え
・ニシンの昆布巻と切り干し大根の煮物
・自家栽培ナスの揚げびたし 山形のだしを添えて
・もずくの酢の物
・漬け瓜ときゅうりの漬物
・郷土料理「イルカ汁」

揚げびたしのナスは、ナスに穴をあけて素揚げした後に皮をむいているとのこと。郷土料理「だし」が添えられ、トロトロのナスときゅうりやオクラ、みょうが等のシャキシャキとした食感が夏のやまがたを感じさせる一品です♪

自家栽培ナスの揚げびたし 山形のだしを添えて

くれない苑さんは何度かお伺いしているのですが、「漬け瓜」は初めて食べました!(写真上)

漬け瓜ときゅうりの漬物

郷土料理「イルカ汁」とは、季節の野菜と塩漬けしたクジラ肉のみそ汁。村山地域では昔から「イルカ汁」と呼ばれています。

この日のイルカ汁には、じゃがいもや玉ねぎ、にんじん、インゲンが入っていました。クジラ肉特有の臭さや脂っぽさはほとんどなく、クジラ肉のコリコリとした食感も楽しめます♪汁物は季節によって山形名物「芋煮」になったりと献立が変わるとのことです。

郷土料理「イルカ汁」

メイン料理「かいもち」は、蕎麦粉をお湯で練って作ったお餅のような蕎麦料理。くれない苑さんではしっかりと練り込まれているので、粉っぽさがなくふんわり滑らかな食感が特長です。

代表的な食べ方は2通り。
この地域ではポピュラーな「長瀞納豆」に、ネギ・大根の搾り汁・醤油を加えた「納豆かいもち」と…

エゴマとくるみのたれにつけて、甘じょっぱい和風スイーツのようにしていただきます♪

しょっぱい味と甘い味、交互に食べても良し、甘いたれをデザートに残しても良し!鍋いっぱいのかいもちをお代わりしていただきました♪

この日は、連日の大雨がひと段落した頃。この雨で野菜の生育にも影響があるそうです。畑の様子が気になり、特別に見せていただきました。

心配していたものの、ふさふさの青シソや

小鉢料理に使われていたナス、

きゅうりも懸命に育っていました!

お店が高台の上にあるため大きな被害はないとのことですが、市内を最上川が流れているため、周辺地域で水害の影響はあるとのことです。農園ランチめぐりの際は、道路状態にもお気を付けください。

くれない苑さん、ごちそうさまでした!

▶「かいもちと田舎料理 くれない苑」店舗ページはコチラ

お店をあとにして…
ガイドブックの「お店オススメの情報」でご紹介しているそば打ち体験のできる施設「農村伝承の家」に足を延ばしてみました!

電話予約でそば打ちを体験することもできますが、敷地内には「村山市農村文化伝承館」などもあり広場のような造りになっているので、食後の散歩にも良かったです♪

農園ランチとともに、周辺地域もぜひめぐってみてくださいね!